令和元年度に実施した「むかわ町内空き家全数踏査」に引き続き、今年度は以下の空き家現地調査を実施しました。
①令和元年度の全数踏査により抽出した空き家の現地調査
②令和2年度に発生した空き家の現地調査
現地調査①は、継続して空き家状態であるか、空き家の状態に変化があるか等の確認及び情報更新を実施。
現地調査②は、空き家の可能性がある住所地(町役場からの情報提供)の建物について、空き家状態であるか否かについて確認を実施。
調査にあたっては、令和元年度の取り組み成果「空き家トリアージ・チェックリスト(むかわ町独自様式)」を用いました。
新規 | 継続 | 合計 | |
---|---|---|---|
住宅系空き家 | 26 | 184 | 210 |
非住宅系空き家 | 7 | 66 | 73 |
合計(件) | 33 | 250 | 283 |
令和元年度と同様に、調査結果に基づいて空き家トリアージによる空家等の状態区分を行いました。トリアージ結果について下表に示します。
なお、表中には、令和元年度のトリアージ結果を併記しました。
令和元年度 | 令和2年度 | |
---|---|---|
そのまま活用可 | 45 | 30 |
適正な修繕で利用可 | 76 | 50 |
大規模修繕が必要 | 24 | 10 |
利活用に適さない | 164 | 193 |
合計(件) | 309 | 283 |
トリアージ結果を比率で示すと下図のようになります。
そのまま活用可、適正な修繕で利用可、の割合が減少している理由としては、状態の良い空き家の利活用が進んでいることが考えられます。
作成した図面は、位置図・平面図、立面図、断面図です。
前の入居者(所有者)が使用していた機器そのままでは気になる設備等の交換